柳宗理と横山大観、そして東欧と活版 [雑感]
朝から用事があって銀座へ。
予想外に早く終わったので、どこかへ行こうと思った。
日曜日だけどあまり人がいない場所へ。
国立近代美術館 柳宗理展へ
http://www.momat.go.jp/Honkan/Sori_Yanagi/index.html
まとめて作品を観られたのでなかなかよかった。
普通にお買い物モードでみてしまった。欲しかったのは
・佐々木硝子のC&S
・共和ゴムのテープカッター
・南部鉄器のミニパンと鉄鍋(浅い方)
以上。
同時に開催されていた横山大観も観てきた。
『生々流転』
http://www.momat.go.jp/Honkan/Taikan_Yokoyama/index.html
大正時代版の「しずくのぼうけん」とでも言いましょうか。
一滴の水が、山をくだり、川へと流れ込み、霞がかった山村を抜けて
漁村を抜けて海へ、大海原へ出る。大波にもまれてクライマックス。
水の神・龍が出てきて……、昇天。40メートルに渡って繰り広げられる一大叙事詩。
そんな大自然を延々と描く中で人間なんて本当にちっちゃい存在なのだなあ、と実感。
普通に観て感動してしまった。40メートルの中にいろんなタッチが使われていたのも興味深い。
ここまでで13時半。早起きするといいものだ。
なんだか気分がいいので、もう少し遠出(戻るんだけど)することにした。
代官山に。collex speak forで行われている、東欧ワンダーマーケットへ。
http://www.collex.jp/
完全にお買い物モードなので、いそいそとチャルカの紙もの漁る。

ボードゲームが面白かった。店員さんに言って全部開けて中身を見せてもらい
(ずうずうしいにも程があるが、嫌な顔ひとつせずに見せてくれた。ありがとうございます)
結局、なんとなく自分でも遊べそうなものを購入。
同時期開催でSAB LETTER PRESSさんの展示も行われていた。
SAB LETTER PRESS
http://www.sabletterpress.com/
以前に展示会で見て以来、気にかけていた作家さんの一人で、
自身の絵を活版に起こしレターセットを作っている。
そして活版印刷の新たな可能性を模索中なのだそうだ。
彼女がいいのは、ただノスタルジックに「活版ってどこか懐かしい感じが素敵」
と言っているわけではなく。活版という手法は用いているが、それを敢えて
売りにはせず、作品単体で勝負しているところにある。
とはいえ活版職人はどんどん少なくなっているのは事実だし、それは止められない。
何も活版に限ったことではなく、手仕事の職人は皆窮地に立たされているのだ。
以前に『ideaedit』でインタビューをお願いした結桶師の桶栄さんもその一人。
後継者はやっぱり切実な問題で。たまに興味本位で弟子入り志願がくるけど
今の桶作りの現実的な話をすると、やっぱり続かない、というのが本音だそうだ。
確かに労働時間と体力とそれに対する対価を考えるとなかなか難しいのだろう。
だが、桶栄の川又さんは前向きで、どんどん新しい試みを展開しようとしている。
そのひとつ、江戸職人と若手のデザイナーがタッグを組んで展示を行うらしい。
江戸意匠 Vol,01「床の間から日常へ。」
3/20(tue)〜3/25(sun) at Gallary le bain
http://www.le-bain.com/gallery/lebain/index.html
※まだスケジュールはアップされていない。
私ができることとは「伝え続けること(続けるのが大事)」と「繋げること」だと思っている。興味本位でササーッと流して取り上げて、あとは知らんぷり、ではなく、
きちんと活動を追い続けて、届くべきところに情報が届けられるように。
マスになってしまうと、どうしても情報が薄められて歪められてしまうから。
少しずつ、できることを続けていければいい。
なんだかあれこれ話が逸れてしまったが、まあそれはそれでよしとする。
だって、ブログだもん。







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